2013/11/30 最近良くあるお問い合わせ

最近良くお問い合わせをいただく内容が、
リフォームに対する「不満」です。   

「リフォームしたけど、素人目にみても施工が雑だ。
弁護士に相談したら、『主観的な意見では対応が出来ない。
専門家に調査をしてもらってください』と言われたので、
客観的な立場で検査をしてほしい」

実際に見てみると確かに経験豊かな職人さんが施工したとは言えない状況でした。    
今後、弊社の報告書を基にお客様は弁護士と相談して、施工業者と話し合いをすることとなります。

こうしたご相談の背景には職人不足があると見ています。

東日本大震災の復旧と消費税増税前の建築ラッシュで、
今建築業界では職人が不足しています。
消費税増税後も東京オリンピックの施設を作るために、
まだまだ職人不足は続くと予測されます。

そのため一概に施工業者に責任があるとは言いにくい面もありますが、
購入される方も長い年月住む家の話なので、どの辺に落としどころを持っていくのか、
弁護士の力の見せ所というところでしょうか。

さて、こうしたケースのように「不満」からご相談をいただくことが多いのですが、
声をあげられる方はまだ良い方です。
実際にはさらに多くの方が「不安」を抱えられているのではないでしょうか。 
自分としては「不満」だが、それが主観的な感じ方のみであり、根拠に欠けることから、声にできない・・・

こうした場合、早めにご相談されることをお勧めいたします。
最悪の場合、問題発覚後に施工業者に話をしようとしたら、すでに倒産していたということもございます。
施工後の状態を施工業者に任せず、自分で責任を持ってチェックする。
こうした方のための住宅診断です。


    











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